この度、ATLIKE株式会社(以下、「ATLIKE」)は、当社の株式をレバテック株式会社(以下、「レバテック」)に100%譲渡することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
■株式譲渡の背景
ATLIKEは、「日本の企業を元気にし、グローバル企業にする」というMissionを掲げ、日本企業の価値を向上させ、日本の国際競争力を高めていくことを目指しています。現在の日本においては、IT人材が不足しているだけでなく、顧客価値の創出やビジネスモデルの変革が求められるDXに課題を抱える企業が多く存在します*1。日本の労働生産性の最大化を達成するためには、企業が抱えるIT課題の根本的な解決によって、一企業が社会へ提供できる価値を最大化することが不可欠だといえます。
当社は、コンサルティングファーム出身のコンサルタントたちがDXに課題を抱える企業の問題解決に伴走することにより、日本企業の成長に寄与してきました。DXへの需要加速が続く中、支援可能な企業数をより拡大していくために必要な経営資源を獲得することが課題となっていました。
レバテックは、「日本をIT先進国に。」というビジョンのもと、「IT人材と企業を増やし、伸ばし、繋げる」ための事業を展開しています。業界最大手の「レバテックフリーランス」をはじめとする、IT人材と企業を支援するためのさまざまなサービスを提供しており、累計登録者は40万人を超え、取引社数は1万社以上に上ります。
レバテックへの参画によるメリットは以下の通りです。
・より幅広い顧客ニーズに対応可能
DXを推進するにあたっては、現場レベルでの業務改革・改善から、経営者の意識改革を伴った企業文化の変革、ビジネスモデルの見直しなどが求められ、課題は企業によって様々です。こうした多様なDX課題を抱える企業に対し、ATLIKEのコンサルタントと、レバテックフリーランスを利用するITフリーランスによるプロジェクトチームを組成することで、チーム体制でのサポートが可能になります。レバテックが保有するIT人材データベースを活用しながら、企業のさまざまなニーズに応える体制を構築していきます。
・組織力の強化
レバテックの成長を支えるのは、オールインハウスの組織体制によって実現される戦略と実行の力です。レバテックと共に事業運営を行うことにより、経営・事業戦略を磨き上げるだけでなく、レバテックが持つオペレーショナル・エクセレンスを活かし、営業力や採用力を強化します。
レバテックとの事業シナジーにより、「日本の企業を元気にし、グローバル企業にする」という目標に向かって、さらなる事業規模の拡大を目指します。
*1 IPAの調査では、DXという言葉が本来意味する「デジタルトランスフォーメーション」の領域において成功している企業の割合は、日米で大きく差があることが明らかになっています。
IPA 「DX白書2023」p.107
https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/gmcbt8000000botk-att/000108041.pdf
■株式譲渡の日程 株式譲渡日:2024年4月1日
■株式譲渡に伴う変更について 役員、営業担当者を含め、変更はございません。
今後ともご指導ご支援を賜りますよう、よろしくお願い致します。
代表取締役 田代 大輔